主婦の方は、兼業で収入がある方はもちろんのこと、専業で無収入の方でも、債務整理の手続きをすることできます。しかし、ただ債務整理をするだけではなく、旦那さんに内緒で債務整理をしたいという主婦の方は多いのではないでしょうか。今回は、主婦が内緒で債務整理をできるかどうかについてお話しします。

主婦は夫に内緒で借金を債務整理できるか

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産の3つがあります。それぞれどんな手続きが必要なのかをご紹介します。

まず、任意整理をすると、金利や遅延金をカットして返済額を減額してくれう上に、負担の少ない返済スケジュールを組んでもらえます。しかし、あくまで自分の力で借金の完済を目指す手続きなので、毎月借金を返済しなくてはなりません。つまり、毎月の収入が必要なので、兼業で主婦をやっている方はともかく、専業主婦の方はまずは収入を得なくてはなりません。毎月の返済を続けることができれば、夫に内緒で任意整理することができます。

次に、個人再生は、裁判所に認めてもらうことで借金を5分の1程度まで減額してもらえ、残りの額を毎月返済していきます。個人再生の手続きをするためには、任意整理で必要な収入よりも、より安定した高額な収入が必要です。なので、専業はもちろん、パートなどで兼業している主婦も収入面で認定が難しいです。
また、夫に内緒で手続きを進めることも難しいです。なぜかと言うと、個人再生をするためには家族の給与明細や財産の確認をする必要がある上に、裁判所や借入先から様々な書類が届いてくるので、夫に見られてしまうかもしれません。さらに、ブラックリストに載ってしまうため、信用情報の確認が必要なものを申し込む際に審査が下りなくて、バレてしまうかもしれません。
個人再生を内緒を守る方法として、夫から必要な書類や情報をもらいたいときやブラックリスト入りを疑われたときの言い訳を考える、郵便物を頻繁に確認するといった方法があります。

最後に、自己破産をした場合です。裁判所を通して自己破産をすると、借金が0になる代わりに、条件に則った財産を手放さなくてはならない、自由に引っ越しができないといった制限があります。自己破産は安定した収入がなくても手続きをできます。
自己破産を認めてもらうためには、個人再生と同じように収入や財産の確認が必要で、ブラックリストにも載ってしまいます。また、借金の保証人を夫にしていると、自己破産をした際に借入先から夫へ催促の連絡がいくかもしれません。
自己破産をしたことを内緒にする方法は、個人再生と同じように、財産や書類の確認を取りたいときやブラックリストに載っていることがバレた際の言い訳を考えておくことです。

いずれにせよ、主婦が夫に内緒で借金をすることは不可能ではありませんが、なるべく早いうちに旦那さんに打ち明けて、一緒に弁護士事務所で相談するのが無難です。

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